少し寒くなってくると根菜の煮物が食べたくなりますよね。
今回は今が旬の里芋を使った“里芋といかのみそ煮”をご紹介します。

今回使う里芋は黒部のきっするで購入した大野芋です。
柔らかく煮えるのに煮崩れにしにくいのが特徴です。
里芋は下ごしらえをしっかりとしておくと柔らかく煮えて味もよくしみます。
里芋は上下を切って縦にきっぱりと皮をむいてから塩もみして粘りを出やすくします。

粘りが出たら水洗いしてから下ゆでします。
今回はいかを煮た後の調味料を加えた煮汁で煮るので下ゆではしっかりとしておいてください。

今年はスルメイカが豊漁のようですが、今回使ういかは地元で獲れた赤いかです。

いかは頭と胴に分け、頭の方は目の下で切って内臓を除き、流水で吸盤をこすり洗いして除きます。
胴の方は軟骨を抜いてえんぺらを外し、皮をむいてから輪切りにします。

鍋に調味料を合わせて火にかけ、一煮立ちしたらいかを手早く煮ます。

いかは長く煮るとかたくなるので色が変わったら、ざるにあけていかと煮汁に分けます。

煮汁を鍋に戻してだしを加え、アクを除いてから里芋を加えてしばらく煮ます。
里芋に味がしみたらみそを加え、いかを戻し入れてさっと煮たら完成です。

里芋の下ゆでは少し面倒ですが、とても柔らかく味もよくしみて美味しいので是非挑戦してみてください。
詳しい作り方とレシピは松阪ケーブルTVの放送、HP、チャンネルガイドなどを参照してください。